鈑金・塗装の大雄自動車
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    クイック鈑金について

    鈑金は軽鈑金からフレーム修正まで行っておりますが、
    最近流行りのクイック鈑金やスピード鈑金(一般には1時間以内で終わりますというようなことを謳ってます。)と呼ばれるような、
    短時間で仕上げる鈑金・塗装は行っておりません。

    鈑金・塗装の大雄自動車 自分がお客という立場だとして、なるべく早く直して欲しいという気持ちはわかります。 ですが単に早ければ良いとも思いません。 いくら早くてもいい加減な作業はして欲しくないと思います。 ですから、当社ではいい加減な作業はしたくないと思っていますのでそういった鈑金・塗装は行っていないのです。


    今では様々な工場で先に述べた1時間以内で終わらせるような鈑金・塗装のサービスを行っています。 さて、1時間以内ですべての作業を終わらせる事が出来るでしょうか?答えはYESです。
    では、なぜやらないのか?答えは上でも述べましたが、「いい加減な作業をしたくないから」です。 実際に1時間以内で終えることができる条件を簡単に説明してみましょう。
    <条件>
    パテが必要の無いくらいのキズ。マスキングは最低限の範囲。
    色は合っていなくても構わない。
    見た目のキズが消えていれば良いので、多少のザラツキが有っても塗装後の磨きは必要無い(というより磨けません。理由は後で説明します。)。
    洗車の必要無し。


    鈑金・塗装の大雄自動車 ここで実際の作業の内容をちょっと説明してみたいと思います。 塗装というのは、塗り初めから塗り終わりまでに20分以上は掛かります。
    そして塗り終わってからの乾燥に通常(気温によって多少違います)、予備乾燥10分 + 本乾燥30分で最低でも40分かかるものです。
    従って、受付けてから納車までが1時間以内で終えるような作業を行った場合、 調色の時間もあまりないので色違いになる可能性がでてきます。
    実際にそういう状況で走っている自動車をよく見ます。
    いくら最新の調色システムを入れていても最終的な調色は職人の手によって行わなければなりません。
    今の自動車はひとつのカラー番号でも何種類もの色見本(原色配合表)が存在します。多いものでは十数種類あったりもします。
    要するに、同じカラー番号でも色が違うということです。
    色合いも中間色が多くなり、しかも(残念なことに)新車時に色がしっかり付いていないものも多く、 色を合わせるのも難しくなってきているのが現状です。こればかりは調合システムが進化しても難しい問題だと思います。
    こういう状況下、満足に調色の時間も取れないと同じ色にするのは難しいのです。
    本来の調色は日当たりと日陰の両方で色を見て調色するものなので、塗装は晴れの日にするのが基本(理想)です。

    鈑金・塗装の大雄自動車 又、きちんと乾燥をしないと(焼かないと)納車時光っているとその時は綺麗な様に見えますが、 実は後で艶引きなどの問題が起きる可能性が大きいです。 そしてもう一つの問題が先に述べた磨きが出来ないという事です。
    乾いていないのに磨こうとすると、当然塗料が絡んでしまいとんでもないことになってしまいますので磨けないのです。
    磨かないとどういうことになるかというと、ゴミが付いたままになったり、 ボカシ塗装をした場合はボカシ際がざらついたりという状態で納車することになります。

    先の説明では塗装についてのみ書きましたが、ちょっとパテについても説明しておきましょう。
    塗料に関しては昔に比べれば乾燥時間も速くはなっていますが、それでもまだ極端に早いものは有りません。 ですがパテに関しては速乾性のものがあります。ただ、このパテを使用したとしても作業時間は10分以上は掛かります。
    ということは、(修理10分 + )塗装20分 + 乾燥40分で既に1時間以上掛かっている計算になります。さてどこで調色をしているのでしょうね?
    このような状態でまともな塗装が出来るわけがありません。


    ここまでの説明を読んで頂いて短時間修理がどれだけいい加減なものかお分かり頂けたでしょうか?
    それでも時間重視で直したいと思いますか?(都合によりって場合もあるでしょうけども) やはりお金を払って直す以上、きちんと直したいと思いますよね?